この瞬間にかけられる魔法

それは深くてあまい ⸝⋆︎*

vol.037* 卒業式の思い出と今年卒業したいこと

今週のお題「卒業」

 

お題に「卒業」とあってまず思い浮かべたのは中学の卒業式。 

遡ること9年前の春ーー

中3の頃わたしには同じクラスに好きな男の子がいました。サッカー部でイケメンで女子からも人気の男の子でした。ジャニーズにばっかキャーキャー言ってて勉強も部活もパッとしなくて容姿も冴えないわたしなんかが片思いするような相手ではなかったけどそれでもクラスではその彼の近くの席の友達と話すついでを装ってちょこちょこ話したり、(半ば彼目当てで)一緒に体育祭の応援リーダーをやったり、頑張ってアドレスを聞いてメールのやり取りくらいはしていました。一応下の名前で呼び合ってたよ!これに関しては普通の人なら珍しくないだろうけど男の子との絡みがほとんどなかったあたしにとって名前で呼び合ってた男の子は彼以外にいなかったのです。

私達の学校では卒業式の日に好きな人から制服についているネームプレート(名札みたいなもん)をもらうという風潮があったのですが当然わたしも彼のネームプレートが欲しくて。

しかし彼の人気的にそれは狭き門。

「そうだとしても他の子が貰ってるのを泣きながら見るのなんてやでしょ?ダメ元でも聞いてみたらいいじゃん!」

と、友達に背中を押されたわたしは卒業が近づいたある日、勇気を出してメールで卒業式にネームプレートをもらえないか。と聞いてみました。

答えは奇跡的にYes。

タイミングがよかったのでしょう。その後同じくわたしと同じ彼のことが好きだった別の子が聞いた時はごめんと断られたって友達がその子から聞いたそう。(ネームプレートは2枚あるはずなのでもう1枚の行方は不明)

バカみたいだけどその答えをもらった時は本当に嬉しくて。告白してOKされたわけでもないのに。

卒業式当日。

クラスでの感動のお別れ会(的な)の後彼がひっそりめにわたしのところに来てくれて「俺なんかのでよければ」ってネームプレートをくれました。その時の少し照れくさそうな表情が今でも忘れられません。

写真もお願いしたら快く撮ってくれて、それがまた近距離でくっそドキドキした。「またメールするね」って言ってくれて笑顔でバイバイ。思えばその時がピークだったな。

それから数ヶ月後夜の公園に呼び出しちゃったりして告白したけど見事に玉砕。しかも理由が「他に好きな人がいる」だったからかなりのダメージwwまあほぼほぼ分かってた結果ですが。ずっとジャニヲタやってきたからなおさらかな?報われない思いってやつにはもう慣れっこです。

その彼とは1年前くらいに1回飲んだけど相変わらずあたしなんて対象外って感じだったな〜その時は彼女いない言ってたけどね。

ネームプレートの方はもちろん9年経った今でも大切に保管してます。

 

これはもっぱらのジャニヲタがまだ片思いとか言うちょっとは青春らしいことしてた頃の甘酸っぱい思い出話。

 

- - -

 

そしてわたしが今年卒業したいことを決意表明の意味を込めてかいておく。

ズバリ

今年中に地方ヲタクを卒業してみせる!!

去年の3月前の仕事を辞めたくらいから関東に出たい出たいとは言いながらなんだかんだ現場にお金がかかりすぎて具体的に行動に移せずにいたし今年に入ってからも「今年は10周年だしやっぱり現場にとことんお金注ぎこみたいし...」なんて言ってグズグズしてたんですけども、この記事を読んでかなり意識が変わりました。

rocktheworld.hatenablog.jp

無論このブログを書いたなあこさんのようにわたしは全くもって受験生ではないのだけど…共感する節がありすぎて。

番協メールは申し込めやしないから華麗にスルー、雑誌早売りどころか1日遅れで入荷、「※一部地域を除く」どうも~我々が一部地域で~す!!! 

なんであたしを東京で生み育ててくれなかったの!?と親を恨んだこともあった

分かる。ものすごく分かる。

番協や早売りなんて別の世界のお話。コンサートやイベントが平日にあったらそれがたとえ夕方からでも仕事終わりに~なんてのは通用しない。から確実に休み取らなきゃいけない。ジャニショなんて現場のついでとかでしか行けない。いくら夜行バスでちちんぷいぷいと行ける距離でも交通費や宿泊代を合わせれば決して簡単に出せる金額ではない。(あくまであたしの場合だけど)関東ローカル、運よくこっちでやっても何週遅れはよくあること。話題についていけなくてSNSを眺めてはなんだか悲しい気持ちになったり(笑)

こんなように地方ヲタク特有の悩みは尽きないわけだ。

そんな中でこの言葉にとても感銘を受けた。

東京に住みたいと思えば、今から努力すれば住むことができます。

努力するためには、強い意志が必要です。

わたしが関東に出たいと思った理由。それはもちろん「そろそろ親元を離れて新しい場所で新しいことを頑張ってみたい。」ってのはあるんだけど大半は「今よりもヲタ活を弊害なくしたい」から。世間にそんなこと言えば「考えが甘い」そう思われるのは無理もないでしょう。

だから今あたしに必要なのは『強い意志』と『努力』

関東に出たいと言ってもそれなりにお金も貯めなきゃいけないし向こうで長く続けていけるようなちゃんとした仕事も見つけなきゃいけない。もちろん住むところも。課題は山積みです。だから強い意志をもってそれ相応の努力をしなきゃと。

【具体的な目標】

①金銭面

やはりJUMPが“10周年”っていう高ぶった気持ちが消えるわけではないので現場も我慢したくはない。それでも去年よりは控えようと思っています。

去年のように無理してたくさん入るより少なくとも明確な目標がある今のうちは、身の丈に合った少ない回数でも1回1回を大切にしていった方がいいんじゃないか。その分浮いたお金は少しづつでも貯金できるし何よりHey!Say!JUMPはこれから15周年のお祝いも20周年のお祝いもすべき時がやってくるけどわたしが頑張るべき時は今しかないんだ。そう思ったのです。来年頑張るや再来年頑張ると先延ばしにするべきじゃない気がするのです。

現場に限らず雑誌やCDも削れるだけ削ろう。寂しいけど今何かを犠牲にした分自分の行きたい世界に出て自分のやりたいことを思いっきりやっている自分を夢見て今は耐えます!

②就活面

今現在一応事務職経験はあるもののそれもほんの触り程度。経理とか簿記とかの資格も経験なし。そんな中今とても興味があってやりたいって思っているのが医療事務。ある友人には「医療事務は大体どこにもお局がいてまあまあ嫌な仕事だよ〜」って言われたんだけど(笑)それでもやりたい!って思った理由は2つあって。1つはとある重岡担兼健人担の友人が調剤事務やってて話を聞いてるうちにあたしもやりたいなーってそんな不甲斐ない理由なんだけど。もう1つは今まで自分がやってきた事務と接客両方のジャンルに該当するお仕事だから。事務職はしたいけどずっとパソコンとにらめっこは嫌。誰かと対面して笑顔を振りまきたい。そんな我儘なあたしの願いを叶えてくれる仕事だと思ったんです。

実際全くの業界未経験でもちろん医療事務、調剤事務どちらの資格も皆無です。だからまた考えが甘いなって思われるだろう。しかし!関東に出たら絶対医療事務がしたい!なんなら一生その仕事で生計を立てていきたい!!そう思ったわたしは何もせずにはいられずあれやこれや調べて色んな業界の人や人生の先輩からの話を聞き決心しました。今の就業先での契約が満了を迎えたらハローワークが運営する医療事務の職業訓練校に通いそれで資格を取ろうと。

音楽系の専門学校を出たわたしが医療系の資格のために勉強することになるなんてわたし自身全く予想してなかったですが…なにはともあれ数年ぶりに勉強という勉強で自分を追い込んでみることにします。

不安なのは訓練校は求職者であれば学費が免除になるので人気。定員漏れだと面接や試験があるんだそう。そもそも訓練校に入らなきゃ元も子もない(笑)

おっきな人生の試練。

強い意志を持って後悔のないよう頑張ってみようと思います。口だけで終わらないようここに書かせてもらいました。

たくさんのアドバイスをくれた友人や先輩、ブログ記事にてわたしの甘ったれた意識を変えてくれたなあこさんに感謝です。